第89回全関西学生スキー選手権大会、最終日3月11日には野沢温泉スキー場南原クロスカントリーコースにてリレー競技が開催されました。
男子2部クロスカントリーリレーに関西大学は1走・冨田拓巳選手、2走・石飛涼輔選手、3走・岡村卓実選手、4走・石浦陸選手のメンバーで出走し、2位でした。リレーは1走と2走がクラシカル、3走と4走がフリーで、男子2部では1走者が2.5kmコースを2周し5kmを走ります。
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全関西は競技を全て終了し、関西大学は男子2部で同志社大学、大阪教育大学に次いで総合3位となりました。今シーズンの目標であった全関西2部優勝は果たせませんでしたが、男子2部ではノルディックとアルペンの全種目でポイントを獲得した唯一の大学となり、競争力の向上が明らかになっています。女子は残念ながらポイントを獲得できませんでした。
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1走・冨田選手は区間3位
「リレー1走を終えて、2部の他校の1走選手との力の差しか感じられませんでした。口で言うのは簡単なので行動で改善していける2019~2020年のシーズンにします。OB・OGの皆様、沢山の応援ありがとうごさいました。大会期間を怪我なく無事終えることが出来ました。また、コースを朝早くから整備して下さった地元の方、役員の方々に感謝申し上げます」
2走・石飛選手も区間3位
「リレーは大会最後の競技だったので、体力を全部使い切る気持ちで頑張りました。天候も雨でコースの状況も悪くとても苦戦しました。最終周の最後のくだりでこけてしまい 、とりあえずゴールまで全力で行こうと思ったらコースを間違えてしまいリレーメンバーに申し訳ないことをしてしまいました。次の機会があれば、間違えないように気をつけたいです。応援ありがとうございました」
3走・岡村選手は区間2位、チーム順位も2位に!
「今日は大会最終日であり、リレー競技でした。そして今回のレースが人生で現役ラストのレースでした。昨日までと違い天気が悪く、コンディションの悪い中、正直レース当日の朝から現役ラストのレースという実感はあまりありませんでした。実感がなかったおかげか、レースに対しては落ち着いて迎えれたの良かったと思っています。
1走目の冨田から2走目の石飛に移り、僕に順番が回り、レースが始まると雨のせいもあり、雪質が足元をとられてしまうようなもので凄く滑りにくい中でのレースでした。大会最終日だったので、疲労もピークに達していましたが、これが人生ラストレースだと思うと力が湧いてきたのを覚えています。レースを振り返るとその状況の中で、自分の持てる力を全て出し切ることが出来たのではないかなと思います。4走目の石浦が視野に入った瞬間凄く力が湧いてきて、ラストスパートをかけ、無事に4走の石浦に繋げることが出来ました。結果としては、1位になることが出来ず悔しかったですが、2位になることができ良かったです。
また、レース後に部員の皆んなに花束の贈呈があったり、胴上げをしてくれたりして、卒業を実感しました。良いチームだなあとしみじみ感じました!」
4走・石浦選手は区間2位、順位も守りチーム2位でフィニッシュ
「今回のリレーで僕は4走(アンカー)をさせてもらいました。フリーは僕の得意な方の種目でしたが、雨や高気温ということもあり、バーン状況が悪かったので、とてもきつかったです。しかし、1走・冨田、2走・石飛先輩、3走・岡村先輩と、皆の頑張りを最後につなぐアンカーなので、必死に頑張りました。
目標にしていた大阪教育大学には勝つことはできなく、とても悔しかったですが、2位で帰って来ることができ、とても嬉しかったです。また、アルペンの皆やOB・OGさんなど、様々な方が応援してくださったので、レース中もとても気合が湧いてきました。ありがとうございました。
また、今回のリレーの大会が、岡村先輩のラストレースだったので、岡村先輩と同じリレーチームで頑張ることができ、とても良い思い出になりました」
大学卒業する主将・岡村と主務・神戸愛美(スノーボード)が引退
2018〜2019年のシーズン、全ての大学対抗大会はこれにて終了しました。
関西大学体育会スキー競技部を応援してくださった皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。
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刈谷憲一