大会結果

2017年3月15日(水)

8年ぶりのクロスカントリーリレー出場で3位!全関競技最終日の結果

第87回全関西学生スキー選手権大会が新潟県妙高赤倉にて開催され、最終日3月13日にはクロスカントリーリレーが行われました。関西大学は2009年の第79回大会以来8年ぶりに出場し、3位に入りました。

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関西大学リレーメンバー。左から1走・市川健太(1)、2走・岡村卓実(2)、3走・佐藤雄毅(3)、4走・鈴置尚平(3)。

レース前、リレー引継の確認をする(左から)鈴置、市川。後方に応援の栗栖渉(3)、三輪絋暉(2)、金春飛翔(1)。

周回レーンと引継レーンの分岐を確認する出走メンバーと平山淳監督(左から4人目)

第1走・市川健太(1)

男子1部・2部リレーがスタート。各チーム4人の走者が5kmコースを1部は1人2周、2部は1人1周して引き継いでいく。

第1走・市川健太(1)

第1走・市川はライバル京都大に2分34秒2の差をつけ、2位で2走へ引き継ぐ。

関西大学は前日までの大会成績を分析し、京都大学チームに勝つことを目標にリレー競技に臨みました。

 

第1走・市川健太(1)

「1部校の選手は2周なので、できるだけ食らいついていこうと考えていました。その結果ライバルの京都大にある程度差をつけられたのではないかと思います」

 

(右)第2走・岡村卓実(2)

第2走・岡村は2位を守り、3位京都大を1分6秒2リードし3走へ。

第2走・岡村卓実(2)

「1走・市川が京都大を抑える滑りをしてくれました。市川の滑りを見て、自分自身の役割を果たさなくてはならないという良いプレッシャーを感じながら滑ることができました。そのおかげか自分の納得のいく滑りができ、無事に京都大に抜かれることなく3走・佐藤先輩に繋げることが出来ました」

 

第3走・佐藤雄毅(3)

第3走・佐藤は京都大にかわされ順位をひとつ落とし、2位とは26秒6差の3位で4走へ。

第3走・佐藤雄毅(3)

「市川、岡村がいい順位で帰ってくると予想し、3走の私がキーになると考え、前半から飛ばしていく滑りをしようと決めていました。2kmまでは攻めの姿勢で、フリーでは今シーズン一番の滑りだったのですが、それ以降は体力不足で板を滑らすことが全くできなかった上に、中継地点ではストックがネットに引っかかり大幅なロスをしてしまいました」

第4走・鈴置尚平(3)

第4走・鈴置尚平(3)

男子2部3位でフィニッシュする第4走・鈴置。2位京都大から5分9秒3の遅れだった。

第4走・鈴置尚平(3)

「一番プレッシャーのかかるレースだったけど、そのぶん一番やってやるぞと強気で挑めたレースでした。後ろに誰もいないことはわかっていたので、しょっぱなからとばして行きました。正直1km地点で体はいっぱいいっぱいになってしまいました。でもチームメイトがここまで持ってきてくれた見えない襷がかかってると思うと体中からパワーが湧いてきて、いつもよりも力強い滑走ができたと思います。また、後輩の三輪くんと金春くんがちょうど最も辛いポイントで応援してくれてさらにもう一段階踏ん張ることができ3~4kmを進みました。4km以降は必死に進んでいるのを覚えてるくらいであまり記憶がありません。レースを終えた瞬間、なんとか途切れさすことなくゴールまで返ってこれたという安心感と、目標にしていた2位に届かない悔しさがこみ上げてきました。

そしてリレーを通して、やっと関大クロカンが一丸になり始めたなと感じています」

 

アンカー鈴置の力走をねぎらうチームメイト

市川健太(1)

「今日のレースから得たものは大きかったと思います。チームの雰囲気や目標が現場でひとつにまとまってきたのではないかと、1年生ながらに思いました。また、シーズン通しての目標である怪我を悪化させることなく大会を終えられたのは本当に良かったと思います。来シーズンの2部優勝、1部昇格に向けて自分なりに準備をしていきたいと思います」

 

岡村卓実(2)

「リレー競技で感じたのは『チームで戦うことの楽しさ』です。大会最終日のため非常に体力的につらかったが、これまでの個人競技とは違いチームで戦えたのが素直に楽しく、来年こそ1位を目指そうという気持ちになりました。そして、これから来シーズンに向けて頑張ろうと決心がつきました」

 

鈴置尚平(3)

「常に勉強の冬を過ごすことができ、競技以外にも精神面などいろいろな部分が成長できたと思います。僕を1年の時から誘い続けてくれた栗栖、なんの知識もない僕を受け入れてくれたスキー競技部、スキー競技部に入ることを受け入れてくれたトライアスロンのみなさんに感謝しています。本当にありがとうございました」

 

佐藤雄毅(3)

「京都大をリードした2走・岡村から引き継いだ私が抜かれてしまい3位という最終結果になり、ひとことで言うと本当に私の力不足に尽きると思います。今回の全関西では、自分の課題ばかりが浮き彫りになりました。しかし、レースに出たからこそ気付けたと思うので、これから迎えるオフシーズンのモチベーション維持に繋がると考えてプラスに捉えています」

 

〜〜〜

 

大学対抗の最終結果は男子2部53点で3位、女子0点で12位タイでした。

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さて、関西大学の学内スポーツ新聞「関大スポーツ」が妙高赤倉まで取材に来てくれました。関大スポーツ編集局のみなさん、遠路ありがとうございました。記事はこちらをご覧ください。

関大スポーツ編集局の川崎さん、谷さん(左から)

関大スポーツから取材を受けるスキー競技部

 

これで第87回全関西学生スキー選手権大会が終了しました。関西大学体育会スキー競技部へのご声援、ありがとうございました!

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刈谷 憲一


2017年3月13日(月)

アルペン大学対抗SL全員完走!全関競技4日目の結果

第87回全関西学生スキー選手権大会が新潟県妙高赤倉にて開催され、3月12日にはアルペン回転(SL)大学対抗戦が行われました。三輪絋暉(2)が21位、金春飛翔(1)が22位、向真由子(1)が24位でした。

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スタート前の関西大学。左から金春飛翔(1)、向真由子(1)、三輪絋暉(2)、平山淳監督

コースインスペクションをする三輪絋暉(2)、金春飛翔(1)、小林知行コーチ(前列左から)

#126三輪絋暉(2)の1本目

三輪絋暉(2)は21位でした。

「昨日のSLで完走できなかった悔しさを晴らすべく、並々ならぬ決意で試合に臨みました。1本目は反省を活かし、斜面変化や縦ゲートで素早い反応を意識して滑りました。しかし転倒しないようにという意識が働きすぎてターンが大回りになってしまい、リバースにはかかりましたがタイムは思うように伸びませんでした」

2本目だけでは16位のタイムだった三輪絋暉(2)

「2本目は1本目やチャンピオン大会よりも簡単に思えたので全力でアタックすることができました。細かいミスはありましたがバーン状況が大会中で一番良かったので、大会一番の滑りをすることができ、個人的には満足のいく形で大会を終えることができました」

「今自分が全関でどの位置にいるかや改善すべき課題を把握することができました。来年は確実に大学対抗戦でのポイントを獲得し、全関一部昇格に貢献したいです。応援ありがとうございました」

 

#124金春飛翔(1)の1本目

金春飛翔(1)は22位でした。

「今日のSLは昨日よりも良い感じとは言えない結果でした。1本目はスタートから調子が良かったのですが、途中から自分なりの滑りをすることができませんでした」

#124金春飛翔(1)の2本目

「2本目はセットもバーンも良かったのですが、1本目の失敗を引きずってしまい、調子よく滑ることができませんでした。自分がいかに実力不足かということを痛感しました。来年はGS、SL共に入賞できるよう努力していきたいと思います。応援ありがとうございました!」

 

コースインスペクションする向真由子(1)

#33向真由子(1)の1本目

#33向真由子(1)の2本目

向真由子(1)は24位でした。

「昨日より良い結果を、と挑んだSLでした。順位としては変わりませんでしたが、2本目の滑り自体はまだ良い滑りができたのではないかと思います。全関での自分の順位と今後の課題を確認できました。私のシーズンはもう少し続くので、少しでも速くなれるよう努力していきます」

 

さてこの日から、関西大学の学内スポーツ新聞「関大スポーツ」が妙高赤倉まで取材に来てくれました。関大スポーツ編集局のみなさん、遠路ありがとうございました。記事はこちらをご覧ください。

関大スポーツ編集局副編集長の川崎さん

川崎さんから取材を受ける金春

左から関大スポーツ川崎さん、向真由子(1)、三輪絋暉(2)、金春飛翔(1)

3月12日の大学対抗は男子2部42点で3位、女子0点で12位タイです。

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引き続き、関西大学体育会スキー競技部へのご声援をよろしくお願いします!

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刈谷 憲一


2017年3月12日(日)

市川5位!岡村8位!クロスカントリースプリント2名入賞!全関競技4日目の結果

第87回全関西学生スキー選手権大会が新潟県妙高赤倉にて開催され、3月12日にはクロスカントリースプリントが行われました。市川健太(1)が5位、岡村卓実(2)が8位、佐藤雄毅(3)と鈴置尚平(3)は予選通過できませんでした。

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#106市川健太(1)は5位

市川健太(1)は5位入賞しました。

「準決勝は不運なことに岡村先輩と同じ組に入ってしまいました。他の選手も強かったですが、なんとかA決勝に進出できました。B決勝では予選10位だった岡村先輩が2人まくって全体8位でゴールし、準決勝のことも含め、がんばらないといけないと思いました。A決勝は不利なスタートレーンでしたが、うまくスタートを切ることができました。しかし、その後差をつけられ、予選6位から一つ順位を上げた5位となりました」

「ほぼ思っていたような試合運びができてよかったです。明日も同じフリーなので、力を出し切りたいと思います」

 

#114岡村卓実(2)は8位

岡村卓実(2)は8位入賞しました。

「準決勝では市川と同じ組みで、強い選手が多いので、最初から全力を出すことを意識しました。コースの半分を超えたあたりで先頭になり、最後まで死守したかったのですが、最後のコーナーで抜かれ4位になり、A決勝には進めませんでした。途中までトップだったこともあり、自分に“粘り強さ”があればA決勝に進めたかもしれないと思うと非常に悔しいレースでした」

 

#112佐藤雄毅(3)

佐藤雄毅(3)は予選敗退でした。

「今日のレースは本当に後悔しかなく、力を出し切った感がまったくありません。明日のリレーでは後ろを気にせず、いくら前の選手と差が開いていても抜くんだという気持ちで、今シーズン最終戦燃え尽きたいと思います」

 

#113鈴置尚平(3)

鈴置尚平(3)も予選敗退でした。

「後ろから追いかけられると焦って冷静さを失い、フォームがバラバラになってしまうことがあり、明日のリレーと重ね合わせて今日のレースを滑りました。予選落ちで結果は良くありませんが、課題はしっかりと達成できたと思います」

 

関大スポーツ編集局の谷さんから取材を受けるクロスカントリー選手

この日から、関西大学の学内スポーツ新聞「関大スポーツ」が妙高赤倉まで取材に来てくれました。記事はこちらをごらんください。

3月12日の大学対抗は男子2部42点で3位、女子0点で12位タイです。

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引き続き、関西大学体育会スキー競技部へのご声援をよろしくお願いします!

 

写真提供:関大スポーツ編集局

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