大会結果

2017年3月11日(土)

市川7位!岡村8位!クロスカントリークラシカル10kmで全員ポイント獲得!全関競技3日目の結果

第87回全関西学生スキー選手権大会が新潟県妙高赤倉にて開催され、3月11日にはクロスカントリークラシカル10kmが行われました。市川健太(1)が7位、岡村卓実(2)が8位と2名入賞、佐藤雄毅(3)が10位、鈴置尚平(3)が14位と出走4名全員がポイントを獲得しました。

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左から市川健太(1)、岡村卓実(2)、佐藤雄毅(3)、鈴置尚平(3)

クロスカントリースキー、特にクラシカル競技では天候や雪質に合わせたワックス選択が勝負の鍵を握る。

ワックスのアドバイスをおくる佐藤主将。3シーズン振りに雪上競技に戻ってきた。

会場はSAJ公認赤倉観光リゾートクロスカントリーコース。5kmを2周する。

レース1周目、左から#4佐藤雄毅(3)、#16市川健太(1)、遅れて#13岡村卓実(2)

クラシカルで7位入賞した#16市川健太(1)

#16市川健太(1)

市川健太(1)は7位入賞となりました。

「目標は30kmフリーの8位よりも順位を一つでもあげることです。距離が短くなり気持ちもラクなので、楽しく滑れたら良いなと思っていました。レーンが普段よりも浅く、スタート直後のカーブで外側に弾かれ転倒してしまいました。グリップワックスも狙いが外れ、思うようなレースができませんでした。しかし、他の選手も同じような状況だと思うので、自分の弱さにも原因があったと思います」

「今日のレースは仕方がない面もありましたが、甘さもあったので次のクラシカルから詰めたいと思います。明日に向けてしっかりと準備をしたいです」

 

#13岡村卓実(2)

#13岡村卓実(2)

岡村卓実(2)は8位入賞しました。

「今シーズン最後のクラシカル、悔いを残さない滑りをすることが目標でした。赤倉のコースはグリップワックスをどこの登りに合わせるかが難しいところなので慎重に合わせていきたいと思っていました。晴れて暖かい状態を想定して温度帯の高いものを塗っていたのですが、実際には気温雪温が低く、結果的にグリップを外してしまいました」

「いわゆる“ゲタった”状態(グリップワックスに余分に雪が付着し、滑走性が下がる状態)で滑っていたので、思うようなレース展開ができませんでした。しかし、“ゲタった”状態でも自分なりに滑れたのでそれは良かったと感じています。久しぶりに“ゲタった”状態でのレースでしたが、明日からはフリー競技なのでしっかりと気持ちを切り替え、納得のいく滑りをしたいと思います」

 

3年ぶりに雪上競技に復帰した#4佐藤雄毅(3)

佐藤雄毅(3)は10位に入りポイントを獲得しました。

「1年生時の怪我の影響で3年生で初めての全関西出場です。正直なところ、3年ぶりの競技とオフシーズンに思った通りの練習ができていないことから、不安しかありません。しかし先ずはしっかりと完走して、一度も私の滑りを見ていないOB・OGの方々や大学関係者のみなさんに、大学での競技選手としてスタートしたところを見せたいと思います」

#4佐藤雄毅(3)

「周りの部員がグリップワックスで苦しんでいるなか、私は前日からみんなとは違うルービング(グリップゾーンにヤスリなどで傷をつけること)したスキーで出場すると決めました。アップの時には少し止まらない状況でしたが、レース時にはレーンが光っている箇所があり、予想通り気持ちよく滑ることができました。しかし、圧倒的な体力不足も実感させられました。3kmまでは自分の技術を存分に発揮できたのですが、疲労からグリップが効く箇所でもフォームが崩れ、開脚を強いられる部分が目立ちました。いくら自分がワックスの知識があっても、レースの結果に繋がる根底は体力であるということを改めて痛感する機会になりました」

 

#5鈴置尚平(3)

鈴置尚平(3)も14位に入りポイントを獲得しました。

「2kmを超えたあたりから、スキーの裏に大量の雪がついてしまい、どんな下り斜面も全く滑らなくなってしまいました。途中棄権が頭によぎりましたが、ここで棄権してしまうと自分に負けたことになるし、何よりも単純に4〜5kmせっかく走ったのに、ここであきらめるのはもったいないと思い、ひたすら前に進みました。珍しくレースが楽しくなく、辛いと思うことが多いレースでした」

「今日のレースでは、ヴァイオリンという(スキー滑走面に余分に付いた)雪のとり方を教えていただいたり、チームメイトや他大学の人から声援をもらい、多くの方々に助けられました。周りのみんながいたからこそ完走できました。本当にありがとうございました。また、レース途中から完走が目標になってしまった不甲斐ないレースをしてしまい、申し訳ありませんでした」

#5鈴置尚平(3)の最後の登り、声援を送る市川と岡村(左から)

 

3月11日の大学対抗は男子2部28.7点で4位、女子0点で9位タイです。

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刈谷 憲一


2017年3月11日(土)

アルペン大学対抗GSに出場!全関競技2日目の結果

第87回全関西学生スキー選手権大会が新潟県妙高赤倉にて開催され、3月10日にはアルペン大回転(GS)大学対抗戦が行われました。

金春飛翔(1)が男子2部19位、三輪絋暉(2)が23位、向真由子(1)が女子25位でした。

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金春飛翔(1)

「今日のレースはすごく悔しい思いをしました。2本目7旗門までは良い滑りをしていましたが、その後ポールの入りで失敗し雪たまりに突っ込んでしまい、なんとか耐えたのですがかなり減速してしまいました。1本目15位から順位を落とし、ポイント獲得のチャンスを逃しました。明日からSLなので気を取り直してがんばっていきたいと思います」

#141金春飛翔(1)

#141金春飛翔(1)

 

三輪絋暉(2)

「今日は何としても完走し結果を残してやろうと意気込んで本番を迎えました。荒れたバーンに弾き飛ばされないようインスペクションを入念に行い、ライン取りを重視して滑りました。その甲斐あって1本目は17位でした。2本目は1本目よりも余裕を感じられ、自分の思い通りに滑ることができていましたが、途中で溝に引っかかって飛ばされ、あわや転倒寸前となり23位でした。あまり満足のいく結果にはなりませんでしたが、課題や反省を見つけることができました。明日のSLはGSで失敗した姿勢やライン取りに注意して滑りたいです」

#148三輪絋暉(2)

#148三輪絋暉(2)

 

向真由子(1)

「昨日のGSに比べて良い滑りができたと思います。しかし、ビデオミーティングで自分の滑りを再確認してみると未熟な部分がまだまだ多くありました。指摘を受けた大部分は明日のSLでも活かせると思うので、気合を入れて明日以降の試合に臨みます」

#34向真由子(1)

#34向真由子(1)

3月10日の大学対抗は男子2部19点で8位タイ、女子0点で9位タイです。

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刈谷憲一


2017年3月9日(木)

アルペンチャンピオンGSに出場!全関競技初日の結果

第87回全関西学生スキー選手権大会が新潟県妙高赤倉にて開催され、3月9日にはアルペンチャンピオン大会大回転(GS)が行われました。

金春飛翔(1)が男子54位完走、三輪絋暉(2)は2本目途中棄権、向真由子(1)が女子28位完走しました。

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左から向真由子(1)、三輪絋暉(2)、金春飛翔(1)

金春飛翔(1)

金春飛翔(1)は目標の60位以内に入る54位で完走しました。

「スタート前はレースが楽しみで仕方ありませんでした。1本目は109番スタート、2本目は61番スタートで思っていた通りコースが悪く、かなり苦戦しました。途中何回か飛ばされそうになった時、インカレの悔しさが頭をよぎりなんとか踏ん張れました。完走はできましたが、2本目で数人に逆転されてしまったのですごく悔しかったです。明日は学校対抗なのでポイントを稼げるよう今日以上にがんばっていきたいと思います!」

 

向真由子(1)は28位でした。

「程よい緊張でレースに臨むことができました。できる限りクロウチングを組もうと思っていたのですが、想像以上に荒れていたバーンに腰が引けてしまいました。2本目でまくられてしまったり、今までの練習が活かせずに終わってしまい非常に悔しいです」

 

三輪絋暉(2)

三輪絋暉(2)は2本目途中棄権でした。

「私にとって初めてのGS、特に緊張することなくリラックスしてレースに臨めました。119番スタートなのでバーンが荒れることを予想し、あまり突っ込みすぎず、ライン重視の作戦にしました。いざレースが始まると予想通りバーンが荒れていたので特に慌てることなく対処できました。1本目が71位だったので2本目のバーン状況が少しは改善されるだろうと思っていたのですが、昼から気温が上がったため1本目よりはるかに掘れてしまって、対処しきれず転倒しDF(途中棄権)となってしまいました。自分が未知な状況や予想外の状況に置かれても、今までやってきたことを意識し、常に冷静な判断をしながらレースを運んでいくことが重要だと感じました。感じたことを最大限意識し、明日のレースでは対抗戦のチームポイントを取りに行けるようがんばります」

 

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