植田選手、初レースは途中棄権〜インカレ男子3部15kmフリー〜
植田選手、初レースは途中棄権〜2015年2月26日インカレ男子3部15kmフリー〜
野沢温泉スキー場で開催中の第88回全日本学生スキー選手権大会、関西大学からは植田選手ただひとりが男子3部ノルディック15kmフリーに出場しました。
昨年度に2回生から入部した植田選手、昨シーズンはケガで冬季大会に出場できず、今回の15kmフリーが初レースとなりました。
植田選手「試合前の気持ちとしては、昨年のケガからようやく復帰ができて、限られた練習時間のなかで自分なりに考えて練習をしてきたので、出来ることをやろうと思ってました。15kmフリーは出場選手が30名ほどだったので15位以内に入りたいと思っていました。試合の時は緊張は全くなく、楽しみでワクワクしていました」
野沢温泉スキー場南原クロスカントリーコース5kmを3周するこのレース、しかし、マススタートで混戦となった序盤に植田選手は後続選手にスキーを踏まれ転倒しました。
この時左膝を捻り、痛みをこらえてレースを続行するも1周目3km地点で途中棄権。
「転倒した時は痛みがあったのですが、まだ行けるという気持ちで立ち上がってレースを続けました。途中で痛みを耐えることができずにリタイアした時は、悔しさでいっぱいでした」
植田選手はスキーパトロールによって野沢医院に搬送され「左膝内側側副靭帯損傷」と診断されました。
全関西学生スキー選手権大会には3月10日ノルディックスプリントにエントリーしている植田選手。患部にはブレースを装着して今後しばらく安静にして、リハビリの進行とケガの回復状況を見て、出走するかどうかを判断します。
「コーチや部員をはじめ多くの人にサポートしてもらったにも関わらず、走りきれなかった悔しさがあります。この悔しいという気持ちを、これから1年間持ち続けて来年リベンジします」
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刈谷憲一