引退する4回生からのメッセージ
今年度2名の4回生がスキー競技部を引退し、関西大学を卒業しました。
卒業生の2人より、スキー競技部での生活を振り返り、メッセージをもらいました。
1人目は、主務の岩橋です。
〜以下、岩橋からのメッセージ〜
1回生の終わり頃、偶然バイト先で出会ったマネージャーの先輩に誘っていただいたことがきっかけで、関大スキー部に入部しました。歓迎してくださった選手のみなさんからの、たくさんの「ありがとう」という言葉が嬉しく、それが大きなモチベーションとなって日々楽しく練習に参加していました。
しかし部活動は楽しいだけではありませんでした。高校までの部活動とは違い自分たちが主導で運営していくことが増え、自由に活動できる反面しっかり責任を持ってあらゆることに取り組む必要がありました。そして入部当初マネージャーのOGの方にお会いした時「マネージャーは大変だけど当たり前のことを当たり前にする力がつくよ。これは社会人になって絶対に役に立つよ。」と言われました。日々の活動を通して、当たり前のことを当たり前にする、さらにそれを継続する難しさを痛感するとともに、こんなにもやりがいのある立場を経験できる場所はなかなかないなと感じていました。至らない点もたくさんあったかと思いますが、選手が活動しやすい環境づくりに努め、ひとつひとつの仕事を確実にこなしていこうと頑張れた3年間だったかなと思います。
コロナ禍の中大学に入学し閉鎖的になっていた自分が、これだけ濃い大学生活を送ることができたのは、関大スキー部やいつも部を支援してくださっている多くの方々のおかげです。本当にありがとうございました。今年は悲願の関関戦勝利を果たし、選手だけでなくマネージャーも増えた1年でした。後輩たちはこの勢いに乗ってますます飛躍してくれることと思います。これからも関大スキー部を応援しています!
最後は、主将の杉山です。
〜以下、杉山からのメッセージ〜
私は約17年前にスキーに出会い、その後アルペンスキーに出会い今日までスキーに打ち込んできました。これまでの学生生活はほとんどをスキー競技に充てていました。その中で私は関西大学スキー部で最後の競技生活を送る事に決めました。この選択が私自身を大きく成長させるきっかけとなりました。
この4年間を振り返ってみると、中々上手くいかない事も多くありました。スキーの環境の変化や、コロナ禍による活動の制限など、多くの要因から結果は低迷し、追い込まれる時期もありました。またチームを引っ張る立場になった私は多くの責任を背負う事となりました。この経験により私は、主導的に動き想像力をもって動く事が出来るようになったと思います。中々自分の目標とチームの目標を完全に達成する事は出来なかったですが、確実にチームは成長し頑張る事ができた4年間だったと思います。
自覚がある程自分勝手な私が、チームの為に全力になれたのは関西大学スキー部だからだと思います。スキーの楽しさから、スキー以外の楽しみを教えてくれた先輩方、どんな時も隣で支え続けてくれた同期、真っ直ぐ付いてきてくれた後輩達、いつも選手を1番に考えて動いてくださる、監督やOBOGの方達には感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。
私がスキー部にとってどれ程歯車となれたか分かりませんが、スキー部は確実に強くなっています。そんな関西大学スキー部を私はこれからも応援しています!
いつも笑顔の岩橋主務と杉山主将
最後の大会を終え、部員に祝福される2人
この度は、ご卒業おめでとうございます。
スキーに対して全身全霊で望む姿、どんな時も支え合う姿、いつも本気で私たちに接する姿から、たくさんの大切なことを学ばせていただきました。
常にチームを1番に考え、どんどんチームを引っ張っていく先輩方は、部活の模範であり心強いリーダーでした。
コロナ禍で入学され、練習や日常生活に制限がかかる中、今まで当たり前だったことができなくなり、数多くの困難があったと思います。それでも、4回生最後の大会では圧巻の滑りで、素晴らしい成績を残しました。その渾身の滑りに続くことができるよう、私たちも頑張っていきます。
改めて、4回生の皆さん、引退・ご卒業おめでとうございます!そして、本当にありがとうございました!
今後も社会人としてより一層活躍されることを、部員一同心よりお祈りしています!
関西大学体育会スキー競技部 吉田