スキー競技部創部90周年祝賀会に参加して〜山本顧問挨拶〜
「スキー競技部創部90周年祝賀会に参加して」
山本雄二顧問 挨拶
2015年11月7日にスキー競技部創部90周年祝賀会がホテル日航大阪にて催されました。会には関西の学生スキー関係者のみなさんを始め、関西大学の法人、大学執行部、体育関係部署のみなさん、各体育OB・OG会のみなさん、体育会クラブのOB・OG会のみなさん、それに多くのスキー競技部OB・OGのみなさんの参加を得て、まことに盛会となりましたことをとてもうれしく思います。とくに体育会クラブのOB・OG会のみなさんには16もの競技クラブからご臨席いただいたことで、私たちスキー競技部が関西大学のスポーツ文化の一翼を担っていることをいやでも再認識させられましたし、とても心強く感じました。
ありがとうございました。
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築柴会長の挨拶や来賓のご挨拶の中でも、近年のスキー文化の衰退と関西大学体育会スキー競技部の停滞が指摘され、それはそのとおりなのですが、考えてみれば、スキー競技はワールドカップも開催される国際競技であり、これまで一度はゲレンデに行ったことがあるという人はすくなくないはずです。その意味ではスキー人口の裾野は薄いとはいえ、広く存在しており、かつ世界に開かれたスポーツです。鍛えれば鍛えるだけ、上を目指せるスポーツであるといえるし、ゲレンデのすくない関西でも多くの大学にスキー部があります。
関西の学生スキー文化を再び活性化するためには、大学のスキー部が孤立して活動するのではなく、何らかのかたちで日常的に連携し、大学を越えてスキー部員が切磋琢磨できるような方法を工夫する必要があるかもしれません。幸いなことに関大スキー競技部OBの多くが全関西学生スキー連盟の役員としてかかわっており、関西の学生スキー事情に通じています。ぜひこうした連携に向けて知恵を出し合ってほしいと思います。
またもしスキー・スノボーに関して腕に覚えがある高校生や中学生がこのホームページをご覧になっているのでしたら、私たちと一緒にチャレンジしてみませんか。関西大学体育会スキー競技部はいまは弱小で戦績も振るいません。だからこそ伸び代もあるし、今年より来年、来年より再来年とすこしずつ目標を上げてゆく楽しみがあります。みなさんの力を得て、10年後には「もう弱いとは言わせない」と胸を張って言いたいものです。
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関西大学体育会スキー競技部は10年後に創部100周年を迎えます。そのときスキー競技部がどのように姿を変えているのか。どれだけの注目を集めているのか。どれだけやりがいのあるものになっているのか。いまから楽しみにしています。
関西大学体育会スキー競技部顧問
山本 雄二