8年ぶりのクロスカントリーリレー出場で3位!全関競技最終日の結果
第87回全関西学生スキー選手権大会が新潟県妙高赤倉にて開催され、最終日3月13日にはクロスカントリーリレーが行われました。関西大学は2009年の第79回大会以来8年ぶりに出場し、3位に入りました。
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関西大学は前日までの大会成績を分析し、京都大学チームに勝つことを目標にリレー競技に臨みました。
第1走・市川健太(1)
「1部校の選手は2周なので、できるだけ食らいついていこうと考えていました。その結果ライバルの京都大にある程度差をつけられたのではないかと思います」
第2走・岡村卓実(2)
「1走・市川が京都大を抑える滑りをしてくれました。市川の滑りを見て、自分自身の役割を果たさなくてはならないという良いプレッシャーを感じながら滑ることができました。そのおかげか自分の納得のいく滑りができ、無事に京都大に抜かれることなく3走・佐藤先輩に繋げることが出来ました」
第3走・佐藤雄毅(3)
「市川、岡村がいい順位で帰ってくると予想し、3走の私がキーになると考え、前半から飛ばしていく滑りをしようと決めていました。2kmまでは攻めの姿勢で、フリーでは今シーズン一番の滑りだったのですが、それ以降は体力不足で板を滑らすことが全くできなかった上に、中継地点ではストックがネットに引っかかり大幅なロスをしてしまいました」
第4走・鈴置尚平(3)
「一番プレッシャーのかかるレースだったけど、そのぶん一番やってやるぞと強気で挑めたレースでした。後ろに誰もいないことはわかっていたので、しょっぱなからとばして行きました。正直1km地点で体はいっぱいいっぱいになってしまいました。でもチームメイトがここまで持ってきてくれた見えない襷がかかってると思うと体中からパワーが湧いてきて、いつもよりも力強い滑走ができたと思います。また、後輩の三輪くんと金春くんがちょうど最も辛いポイントで応援してくれてさらにもう一段階踏ん張ることができ3~4kmを進みました。4km以降は必死に進んでいるのを覚えてるくらいであまり記憶がありません。レースを終えた瞬間、なんとか途切れさすことなくゴールまで返ってこれたという安心感と、目標にしていた2位に届かない悔しさがこみ上げてきました。
そしてリレーを通して、やっと関大クロカンが一丸になり始めたなと感じています」
市川健太(1)
「今日のレースから得たものは大きかったと思います。チームの雰囲気や目標が現場でひとつにまとまってきたのではないかと、1年生ながらに思いました。また、シーズン通しての目標である怪我を悪化させることなく大会を終えられたのは本当に良かったと思います。来シーズンの2部優勝、1部昇格に向けて自分なりに準備をしていきたいと思います」
岡村卓実(2)
「リレー競技で感じたのは『チームで戦うことの楽しさ』です。大会最終日のため非常に体力的につらかったが、これまでの個人競技とは違いチームで戦えたのが素直に楽しく、来年こそ1位を目指そうという気持ちになりました。そして、これから来シーズンに向けて頑張ろうと決心がつきました」
鈴置尚平(3)
「常に勉強の冬を過ごすことができ、競技以外にも精神面などいろいろな部分が成長できたと思います。僕を1年の時から誘い続けてくれた栗栖、なんの知識もない僕を受け入れてくれたスキー競技部、スキー競技部に入ることを受け入れてくれたトライアスロンのみなさんに感謝しています。本当にありがとうございました」
佐藤雄毅(3)
「京都大をリードした2走・岡村から引き継いだ私が抜かれてしまい3位という最終結果になり、ひとことで言うと本当に私の力不足に尽きると思います。今回の全関西では、自分の課題ばかりが浮き彫りになりました。しかし、レースに出たからこそ気付けたと思うので、これから迎えるオフシーズンのモチベーション維持に繋がると考えてプラスに捉えています」
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大学対抗の最終結果は男子2部53点で3位、女子0点で12位タイでした。
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さて、関西大学の学内スポーツ新聞「関大スポーツ」が妙高赤倉まで取材に来てくれました。関大スポーツ編集局のみなさん、遠路ありがとうございました。記事はこちらをご覧ください。
これで第87回全関西学生スキー選手権大会が終了しました。関西大学体育会スキー競技部へのご声援、ありがとうございました!
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刈谷 憲一