市川7位!岡村8位!クロスカントリークラシカル10kmで全員ポイント獲得!全関競技3日目の結果
第87回全関西学生スキー選手権大会が新潟県妙高赤倉にて開催され、3月11日にはクロスカントリークラシカル10kmが行われました。市川健太(1)が7位、岡村卓実(2)が8位と2名入賞、佐藤雄毅(3)が10位、鈴置尚平(3)が14位と出走4名全員がポイントを獲得しました。
リザルトはこちら
市川健太(1)は7位入賞となりました。
「目標は30kmフリーの8位よりも順位を一つでもあげることです。距離が短くなり気持ちもラクなので、楽しく滑れたら良いなと思っていました。レーンが普段よりも浅く、スタート直後のカーブで外側に弾かれ転倒してしまいました。グリップワックスも狙いが外れ、思うようなレースができませんでした。しかし、他の選手も同じような状況だと思うので、自分の弱さにも原因があったと思います」
「今日のレースは仕方がない面もありましたが、甘さもあったので次のクラシカルから詰めたいと思います。明日に向けてしっかりと準備をしたいです」
岡村卓実(2)は8位入賞しました。
「今シーズン最後のクラシカル、悔いを残さない滑りをすることが目標でした。赤倉のコースはグリップワックスをどこの登りに合わせるかが難しいところなので慎重に合わせていきたいと思っていました。晴れて暖かい状態を想定して温度帯の高いものを塗っていたのですが、実際には気温雪温が低く、結果的にグリップを外してしまいました」
「いわゆる“ゲタった”状態(グリップワックスに余分に雪が付着し、滑走性が下がる状態)で滑っていたので、思うようなレース展開ができませんでした。しかし、“ゲタった”状態でも自分なりに滑れたのでそれは良かったと感じています。久しぶりに“ゲタった”状態でのレースでしたが、明日からはフリー競技なのでしっかりと気持ちを切り替え、納得のいく滑りをしたいと思います」
佐藤雄毅(3)は10位に入りポイントを獲得しました。
「1年生時の怪我の影響で3年生で初めての全関西出場です。正直なところ、3年ぶりの競技とオフシーズンに思った通りの練習ができていないことから、不安しかありません。しかし先ずはしっかりと完走して、一度も私の滑りを見ていないOB・OGの方々や大学関係者のみなさんに、大学での競技選手としてスタートしたところを見せたいと思います」
「周りの部員がグリップワックスで苦しんでいるなか、私は前日からみんなとは違うルービング(グリップゾーンにヤスリなどで傷をつけること)したスキーで出場すると決めました。アップの時には少し止まらない状況でしたが、レース時にはレーンが光っている箇所があり、予想通り気持ちよく滑ることができました。しかし、圧倒的な体力不足も実感させられました。3kmまでは自分の技術を存分に発揮できたのですが、疲労からグリップが効く箇所でもフォームが崩れ、開脚を強いられる部分が目立ちました。いくら自分がワックスの知識があっても、レースの結果に繋がる根底は体力であるということを改めて痛感する機会になりました」
鈴置尚平(3)も14位に入りポイントを獲得しました。
「2kmを超えたあたりから、スキーの裏に大量の雪がついてしまい、どんな下り斜面も全く滑らなくなってしまいました。途中棄権が頭によぎりましたが、ここで棄権してしまうと自分に負けたことになるし、何よりも単純に4〜5kmせっかく走ったのに、ここであきらめるのはもったいないと思い、ひたすら前に進みました。珍しくレースが楽しくなく、辛いと思うことが多いレースでした」
「今日のレースでは、ヴァイオリンという(スキー滑走面に余分に付いた)雪のとり方を教えていただいたり、チームメイトや他大学の人から声援をもらい、多くの方々に助けられました。周りのみんながいたからこそ完走できました。本当にありがとうございました。また、レース途中から完走が目標になってしまった不甲斐ないレースをしてしまい、申し訳ありませんでした」
3月11日の大学対抗は男子2部28.7点で4位、女子0点で9位タイです。
男子2部リザルトはこちら
女子リザルトはこちら
引き続き、関西大学体育会スキー競技部へのご声援をよろしくお願いします!
ホームページ管理
刈谷 憲一