2019年3月21日(木)

卒業コメント 主将・岡村卓実


私が卒業にあたり今までを振り返ると、私個人としても部としても、大きく成長を成し遂げた4年間だったと感じます。

関西大学体育会スキー競技部は総勢15名から成り立っている部活です。15名という人数は他の部活に比べて、非常に少ないと思います。しかし、私がSF(スポーツ推薦)生として、入学した時に比べると人数も増え、より“部活動”らしくなりました。本当に5〜6年前までは、部の人数が少ないため、伝統あるスキー競技部の存続が危ぶまれるほどでした。そこから、4月の新入生歓迎はもちろんのこと、SF生の受け入れや頻繁にSNSでの情報発信など、様々な方面から積極的にアプローチをかけていきました。その結果もあり、人数も飛躍的に増え、活気が出てきました。

人数も増えたことで、部全体としての競技力が高くなり、以前よりも他校とのハイレベルな勝敗争いをすることが可能になりました。しかし、人数が増えたことでより一層、一人一人の存在意義や影響力が大きくなりました。

私自身がこの4年間で個人的に学んだことは「相手の立場や目線に立って考えることの大切さ」です。立場上、幹部としてや学年が上がるのに伴って、後輩の部員に指示を出す場面が多くなります。その際に「私自身が同じ立場ならこうするだろう。」と考えていても、相手が同じようにしてくれるとは限らないことを思い知りました。一人一人の違う価値観を理解した上で、一方的に言うのではなく、相手の目線で考えることの大切さを学べました。

私はこの4年間でクロカンチーフ、副将、主将を務めさせて頂きました。1年生の頃から幹部になり、正直戸惑うことも多々ありました。また接する人や環境も変わって、不安なときもありました。しかし、現在では同期の部員や後輩達にも助けられ、非常に良いチームになったと思います。この成長には監督・コーチとOBOG会の皆様、そして今までに卒業された先輩方の大きな支えがあったからこそのものだと思います。私は卒業にあたり、今まで支えて下さった方々に感謝しながら、これから関西大学体育会スキー競技部がさらに成長していくことを期待したいと思います。
4年間ありがとうございました。

主将 岡村 卓実


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